『アマゾン、日本に納税へ方針転換』記事は何を今更?

拙書、「amazonの絶対思考」にも書いたが、アマゾンジャパンは、2016年5月に当時のアマゾンジャパン(株)とアマゾンジャパンロジスティックス(株)が合併し、アマゾンジャパン合同会社となっている。それ以降、記事にある様な業務委託ではなく、日本で売り上げを計上している。アマゾンが詳細を発表していない中、私がこれ以上申し上げることはできないが、長年に続く、アマゾンの税金関連のメディア記事には閉口する。もちろん、情報開示を拒み説明責任を果たさないアマゾン側にも問題はあると思うが。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191222-00000062-kyodonews-bus_all

アマゾン、日本に納税へ方針転換 法人税2年で300億円

2019/12/22(日) 18:04配信

共同通信

 インターネット通販世界最大手アマゾン・コムが、日本国内の販売額を日本法人の売上高に計上する方針に転換し、2017年と18年12月期の2年間で計300億円弱の法人税を納付していたことが22日、分かった。従来、日本の取引先との契約は米国法人が結び、売上高も米国に計上。日本での税負担を軽減しているとの批判があった。日本事業を拡大するため適切に納税する方が得策と判断した。

複数の関係者が明らかにした。日本法人のアマゾンジャパンは以前、米国の親会社から業務委託報酬を受ける形で事業を運営し、収益を抑えていた。しかし外国法人が契約主体では事業展開上の制約が多かった。