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元アマゾンジャパンの星健一氏がオイシックス・ラ・大地のCOOに就任
星健一氏。1967年横浜生まれ。1989年に縫製機器、産業装置メーカーであるJUKIに入社。旧ソ連から始まり、インド、シンガポール、フランス、ルーマニアと一貫して海外でキャリアを築く。フランス、ルーマニアではそれぞれ現地法人の社長を務め、企業再生の失敗も経験。2005年にミスミへ入社し、タイ法人の社長を務める。2008年にアマゾンジャパンへ入社。
農産品や加工食品、ミールキットなどの食品宅配を展開するオイシックス・ラ・大地は2月3日、元アマゾンジャパン経営会議メンバーの星健一氏が入社すると発表した。4月にはCOO(Chief Operating Officer)に就任する予定。
オイシックス・ラ・大地は2017、2018年と経営統合が続き、現在「Oisix」「らでぃっしゅぼーや」「大地を守る会」の3つの食材宅配ブランドを運営するなど、企業規模を拡大し続けている。
星氏は2008年にアマゾンジャパンへ入社。1年半後、ディレクター、リーダーシップチームメンバー(経営会議メンバー)に昇進。ハードライン事業本部、セラーサービス事業本部、アマゾンビジネス事業本部の事業本部長を歴任し、創世期から成長期の経営層として活躍した。
オイシックスは事業の拡大成長に伴うオペレーションの進化などの課題があり、アマゾンジャパン在職中に複数の事業を推進しながら、高い成長率を支えた星氏の「生産性改革」を期待しているという。
オイシックス・ラ・大地には、ドクターシーラボでデジタルマーケティングの責任者を務めた西井敏恭氏(現在はオイシックス・ラ・大地の執行役員)、良品計画のWEB事業部長だった奥谷孝司氏(同の執行役員)といった著名マーケターが入社している。
西井氏はデジタルマーケティング支援のシンクロ・代表取締役社長、奥谷は顧客時間の取締役共同CEOを兼務。星氏はアマゾンジャパン退社後、kenhoshi & Companyを設立し、セミナー講師やコンサルティングなどを手がけている。